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  • 2009.09.24 Thursday
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サグラダ・ファミリア東側の生誕のファサード

サグラダ・ファミリアの東側にある生誕のファサードは、キリストが生まれてから初めて説教をするまでの様子を彫刻で表現している。サグラダ・ファミリアの生誕のファサードは3つの門によって構成される。左門が父ヨセフ、中央門がイエス、右門が母マリアの象徴である。

サグラダ・ファミリア東側の生誕のファサード、中央の門を構成する2本の柱の土台には「変わらないもの」の象徴として亀が彫刻されている。この2本の柱はヨゼフの柱とマリアの柱を表し、ヨゼフの柱には海亀、 マリアの柱には陸亀がそれぞれ彫刻されている。亀の甲羅の半球的形態は宇宙を表している。サグラダ・ファミリア聖堂はその宇宙の上に聳え立つ。「サグラダ・ファミリアを、亀のようにゆっくりと、しかし、休まずに作り続けて行こう!」という、ガウディのアツいメッセージも込められているそうだ。また、亀の彫刻は、実は雨樋としての機能も果たしている。サグラダ・ファミリア東側の生誕のファサードに降った雨水が2本の柱に集められ、その中を通過して、亀の口から吐き出されるという仕組みになっている。

サグラダ・ファミリア東側の生誕のファサード、イエスの誕生の彫刻のすぐ下には、ジーザスの文字が彫刻されている。それを支えている柱には、アブラハムに始まり、ヨゼフまで、新約聖書冒頭に記されたイスラエル王の家系が螺旋状に刻まれている。この柱の付け根には、リンゴをくわえた蛇がいる。蛇は創世記の楽園、エデンの園で、神が食べてはいけないと言った善悪の木の実を、女に食べるようにそそのかした罪で、腹這いの生き物にされたというエピソードがある。最初の人間であるアダムとイブが禁断の果実を食べて楽園から追放され、その原罪から人間の歴史は始まっている。その罪からは逃れられないことの象徴だとか。その上に、人間の罪をあがなう為に送られた救世主、イエスの誕生があるというわけだ。

また、サグラダ・ファミリア東側の生誕のファサード、中央の門の両脇には「変化するもの」の象徴としてカメレオンが彫刻されている。中央門では、受胎告知、キリストの降誕、祝福をする天使、東方の三博士や羊飼い達などが彫られている。サグラダ・ファミリア東側の生誕のファサード、左門ではローマ兵による嬰児虐殺、家族がエジプトに逃避した様子やキリストの父ヨセフの大工道具などが彫刻になっている。サグラダ・ファミリア東側の生誕のファサード、右門には母マリア、イエスの洗礼、イエスが父ヨセフの大工仕事を手伝う様子などが彫られている。

2005年、外尾悦郎の手がけたサグラダ・ファミリア東側の生誕のファサードがアントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録された。


生誕のファサードの亀
生誕のファサード 亀
(http://nagoya-mosaic.seesaa.net/...1-1.htmlより引用)
生誕のファサードのカメレオン
生誕のファサード カメレオン(http://www.joyphoto.com/japanese...a01.htmlより引用)

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  • 2009.09.24 Thursday
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  • 2010/11/08 4:28 PM
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