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- 2009.09.24 Thursday
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サグラダ・ファミリアをガウディは巨大な楽器と考えていたらしい。ガウディはバルセロナの街中に音を響かせる、サグラダ・ファミリアという壮大な楽器を創ることに、情熱を傾けた。 これは、アントニ・ガウディの弟子が残した言葉による。素敵な夢だ!!サグラダ・ファミリアという名の壮大な楽器を創るという夢を実現させるためにガウディが考えたのは鐘塔と言われるものだ。サグラダ・ファミリアはこの鐘塔に84もの鐘を吊るし、音楽を奏でる巨大な楽器になるはずだったという。サグラダ・ファミリアの鐘塔は、中に入ると螺旋階段になっていて、鐘の響きを考慮した形状だと考えられる。
サグラダ・ファミリアの生誕のファサードを手がける外尾悦郎氏も、生誕の門の鐘塔が、楽器であったということは間違いないと確信していた。
人間の創り出した芸術、彫刻、建築、音楽を含めて、
すべてのものが含まれていないと、駄目だ。
サグラダ・ファミリアのすべての造りが、音に集約している!
サグラダ・ファミリアは、キリストの声を内外に響き渡らせるベルタワー。まさに巨大な楽器である。光、彫刻、哲学、そして音楽。サグラダ・ファミリアはあらゆる美を集約した総合芸術なのだ。
『朝日の差し込む東側の「生誕の門」、
昼間の光の中のいっぱいの「栄光の門」から、
未来の街の人たちがはいってくる。
聖歌隊たちは、礼拝堂に響き渡る声で、歌うだろう。
そしてその声に合わせて、鐘がすばらしい音で唱和するだろう!』
サグラダ・ファミリアの壮大な未来の姿は、その素晴らしい音楽とともにある。